【心に響いたおじいの言葉】 in石垣島

石垣島からこんにちは。

そろそろ石垣島リゾバを終える、あおいです

今日は職場のおじいと話していて「ジーン」と心に響いたことがあるので日記にして残したいと思います。

ちなみに今日は12月15日。関東生まれの私的思考では、世間は今頃ニットにダウンを羽織ってマフラーぐるぐる巻きのはず。

しかしここ石垣島ではなんと今日の最高気温28度!半袖半ズボンの仕事着で冷房をオンにし、ちょっと外に出たら汗だらだら…

12月とは?

今年は例年より暖かいみたい。

12月の石垣島は閑散期となり、比較的お客さんが少なく仕事ものんびりモードに。

そんなのんびりモードな今日、私は同じ職場の「おじい」とひたすらおしゃべりしていました。

こちらのおじいは石垣島出身で60歳を過ぎていますが、とっても仕事人間で「働いていないとビールがまずい!」ということで現役バリバリ働いています。

 

もうすぐここの仕事が終わる私に、

「これから何したいとか決まってるのかい?」

と、おじいが何気なく問いかけてきた。

「ん〜何がしたいとかはまだないんですけど、日本のいろんなところに行ってみたくて。」

おじいは

「やりたいことやるのが1番さ〜」

といった。

ありがたいことに、今まで出会ったきた人もたくさんの人がこんな風に言ってくれていた。

 

そしておじいはこう続けた。

「なんでそう思うかってのはね、いつかやりたいって、その”いつか”はなかなか来ないんだよね。それに”やりたい!”っていう感情があるうちに行動した時の方がとっても感動するはずさ。」

じーん。

おじいの言葉が私の心に響いた。

「人生っていうのは、本に似ていると思うんだよね。同じ本でも昔読んだ本を今読み返してみると、あの時よりもっと面白く感じたり、逆になんだかつまらなく感じたり。人生もそんな感じで、やりたいと思っていたことを数年経った頃にやってみてもいまいち面白くなかったり、そんなこともあったよ。」

「うまく説明できないけど…言いたいことわかるかい?」

おじいはそう言って「ハハっ」と笑った。

「家族ができたり、歳を重ねるとできないことも増えてくるからね…今のうちにやりたいことやったらいいさ。」

こう言ってくれる大人たちがいてくれるから、わたしは今こういう生活ができているのかもなぁ…と思った。

 

仕事についても色々話してくれて、

「仕事もそうだけど、やりたいことをできたら一番さ。寝食忘れてって言うだろ?」

私は最初、シンショク…?となった。初めて聞いた言葉。

「寝るのも食べるのも忘れて没頭するってことだよ。」

あー!その寝食。

「やりたくない仕事をやっていても向上心が生まれないからね。自分が好きなこともしくは、やりがいを感じる仕事ができたら1番だよね。」

世の中にはいろいろな仕事があって、それだけどうまく世界が回っていると思う。それはきっと、しんどくてやりたくないけど生活費のために一生懸命働いている人もいてくれるからだ。そう言った人たちをリスペクトしながら、おじいの言葉も大切に心にしまった。これからの人生のヒントにしていこう。

 

リゾートバイトや住み込みのアルバイトをしていて面白いと感じるのはこう言うところだ。

色んな場所へ行き、色んな人と出会う。

それが私の人生を豊かにしてくれている。

出会いを大切に、感謝を忘れずに、これからも人生を歩んでいこうと思った。

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